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チャトレのアンガーマネジメント (by 現役チャットレディ)

カテゴリ:お仕事豆知識 | 2023 6/9 13:06 | アクセス数:2681

ライブでゴーゴースタッフブログをご覧の皆さん、こんにちは! 現役チャットレディです!

 

日々生活している中で”全て何事も常にうまくいく”なんてことはありませんよね。うまくいく日もあれば、うまくいかない日もあります。楽しい時もあるけど、もちろん辛い時もあります。良くも悪くも日々変化がある、だからこそ良い事があると嬉しいと感じることができるのだと私は思います。皆さんはどうですか?

 


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毎日色んなことが起きますが、家族や友達・会社の仲間たちとうまくやっていかなければなりません。何か嫌なことが起きるたびに環境を変える!と連絡先等を変更し、失踪してしまう人も稀に居ますが…それでは良い人間関係を築き上げ、維持することは一生無理でしょう。

 

さて。

人間の感情は、カンタンに分けると”喜怒哀楽”の4つですが、その中でも結構厄介なのが”怒”、怒りの感情だと思います。

 

特に頭にカッと一気に血がのぼってしまうタイプだと大変!

怒られると逆ギレしてしまい、立場などを考えずに色々言っちゃって、余計ヤバイ状況に!!ということもあります。

子供ならまだしも、大人になってもそれは…かなりマズイですよね。

 

日本は18歳から成人ということになりましたし、今回は! 成人女性なら学生さんでもオシゴトOKなライブでゴーゴーで”オシゴトする上で非常に重要”な、怒りの感情をコントロールする方法についてお話ししたいと思います!

 

では、「チャトレのアンガーマネジメント」いってみましょう♪

モチロン、チャトレ以外の場でも役立つ内容ですよ☆

 

3秒ルールならぬ、6秒ルール!

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食べ物を落としたとき、3秒以内ならOK!なんて子供の頃に言っていた記憶はありませんか?

実際は3秒以内でも雑菌などはくっついてしまうので、この3秒ルールはNGなのですが…。ついつい好物だと大人になってもやっちゃいますよね♪

 

怒りの感情の場合は、3秒ではなく6秒ルールがキーワード!

何か言われて反射的に言い返してしまうと、大体ロクなことになりません。言ってはいけないキタナイ言葉・失礼な言葉がつい口から出てしまったり、売り言葉に買い言葉となり余計ヒートアップする原因になったりします。

 

冷静さを取り戻すためには、つい何か反論したくなっても6秒待ちましょう。

心の中で6秒カウントすることで、怒りの感情が完全に無くなることはなくても、多少の理性を取り戻せます。すると、その場でスグ反論等をしてしまうよりもベターな対応ができるので、まずまずの結果に繋げることも可能になります。

 

カチンときたら6秒ルール!と、常に頭の片隅に置いておきましょう。

癖づけるためにカチンときやすい怒りっぽい方は、オシゴトをする時のカメラや画面の周りに「6秒ルール!」と書いたメモを貼っておくのもアリです◎

 

どうやって6秒をかせげばいいの?

 

心を落ち着かせるためには6秒ルールだとお伝えしました。しかし6秒って意外と長いんですよね…。

 

特にライブチャットの場合、お客様は私たちチャットレディの映像をガン見できる状態です。私たちの顔だったり仕草をガッツリ見て反応をじ~っと待っています。

まるで面接のように、ジロジロ見られている中で6秒間相手の怒り攻撃に反応しないというのは、結構厳しいです。

 


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ここで6秒かせぐための方法をいくつかご紹介しますので、シーンに合わせて使えるモノを活用していただければと思います!

 

・飲み物を飲む

→返事を考えているフリをしつつ飲み物を飲みましょう。チャトレはお話しするオシゴトなので飲み物はOK! 複数の飲み物を用意できるなら、甘い物など好みの味・癒される味を飲めると、より心が落ち着きそうですし最高ですね!

 

※酔うのはNGなので、お酒を飲んでいる時はチェイサーとして水を必ず常備し、こういう時は水を飲んで落ち着きましょう。

 

・モノを落とす

→スゴイ勢いで怒られる等、まくしたてられた時はビックリ!な反応をするついでにモノを落としちゃいましょう。「わ、ビックリして落としちゃった!ちょっとまって!」と、お客様から止められる前に物を拾いはじめちゃいましょう。

 

拾っている間、顔をカメラ目線から動かせるので表情に出てしまっても気づかれにくい&「手が届かないから」と言ってイヤホンを外せば続きが耳に入らない、という状態にできます。また、うまくいけばお客様側にも6秒ルールが自然と作用し、戻ったころにはお客様も落ち着いている可能性がありますよ♪

 

・相槌などをしつつ心を落ち着かせる

→返事を考えるフリや相手の怒りを聞くフリをしつつ時間を稼ぐパターン。

「うん…」「うーん…」「あー…」「えーっと…」「んー、…そうですねぇ…」

など、”その場に合うけど意思表示を含まない相槌”をのんびりと困惑気味に言うと、発言・会話はキープしつつ時間が稼げます。

 

「話聞いてる?」と更にお客様がヒートアップしないよう、お客様が何に怒っているのか大体理解した後で、まだグチグチ言っている間に行いましょう。もしもアナタが全く悪くないことで怒られた場合は、少し困った顔をしつつも微笑を浮かべ続けることで、アナタを責めたり罵っても「効かない」「効果が無い」と暗に伝えることもできます。

再発防止!解決方法を一緒に考えよう!

 

アナタの何らかの言動によりお客様が怒ってしまい、怒られたアナタがカチンと来た!という場合、まずは自分の逆ギレな怒りを6秒ルールで抑え、謝罪するのがベスト。そしてアナタの何がお客様を怒らせてしまったのか、キチンと理解する必要があります。そうでないと、同じことがまた起きる可能性があるからです。

 

謝罪してお互いのキモチが落ち着いたら、必ず何が悪かったのか・どうしたらよかったのか・どうしてほしかったのか、といった事をお客様と一緒にお話し、二度と同じことでモメないように再発予防をしましょう。

 


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例えば、「お客様が嫌いな話題を出してしまった!でも嫌いな話題だと知らなかった」、というのはチャトレあるあるです。世代・性別・育った環境・住んでいる場所など全てが噛み合わないチャトレとお客様がお話しするのですから、NGな話題に触れてしまうことはあって当たり前です。

 

NG話題に触れてしまった場合、そのお客様の前でその話題は二度と話さないように注意し、お客様メモにもNG話題は〇〇と記載しておきましょう。もしパーティチャットなどで他のお客様がそのお客様が居る場でNG話題を出しそうになったら、別の話題を振ったり「その話題は苦手な人も居るから別の話をしよう」と言ってしまってもいいですよ。

 

お客様が落ち着いてきたらついでに、「他にもNGな話題ってある? またこんな風になりたくないし、気を付けたいから教えてほしいな」と探っておくと安心です。

 

モチロンですが、アナタが無断で遅刻した、メールの返事をしない、失礼な態度をとった、といったケースはアナタが100%悪いです。怒られて当たり前!

このようにアナタが確実に悪いことが分かっている場合は、きちんと心を込めて謝罪し、アナタ自身で再発防止策を考えましょう! チャットレディはオシゴトです!

 

人の数だけ常識がある!

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自分の常識が他の人にとっては非常識だったり常識ではない、当たり前ではない、というケースは予想外なところに潜んでいます。

意外と揉めることが多いと感じるのは、食べ物の話題。気軽に誰でも話せる定番話題の1つである「食べ物」をテーマにお話しして、お客様と口論になることは結構あります。

 

例えば…

 

・お好み焼き=大阪風のこと?広島風のこと?

→〇〇風と付けるだけで怒られることもあります

 

・銀だこ=たこ焼きではない という考え方

→特に関西の方は、銀だこは”揚げたこ”だ!という方もいます

 

・もんじゃ焼きの見た目がNG問題

→地域のソウルフードに対してマイナス反応はNG!

 

・鍋のシメを作る時に各自の器に残った汁を鍋にもどす文化

→一部の地域で行われる文化。地域文化にマイナス反応もNG!

意味わかんない! 理解できない! こっちが普通だよ! それは変だよ! といったように、自分は普通(常識)=相手がおかしい(非常識)、という路線の言葉を投げてしまうと口論はヒートアップするばかりで止まりません。

 

もし未知の文化に触れたとき…海外の方が相手なら「違う国だしね」とスグ納得したり受け入れられるのに、なぜか同じ日本人同士で食い違うと「こっちが正しいはず!」となりがちです。でも否定された人はどうでしょう? 文化の否定はその人の否定にも繋がりますので、傷ついてしまいます。

 


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お客様がアナタの文化を変だ!と主張されたとしても、アナタは冷静になり、「ビックリしました? 日本って意外と広いですよね~」と笑って流しちゃいましょう。逆にアナタがお客様の文化を変だと感じた時は、「そういう文化もあるんですね…知らなかったです! 世界が広がりました~♪」という反応を返すようにしましょう。

 

食べ物に関しては後々笑い話にもなりますし、そういう文化もあるんだなぁと人生全体における学びにもなります。失言をした場合は謝罪し、勉強になった!とお互いの文化を認め合えたらいいですね◎

 

基本的に私たちチャトレとお客様は対等な関係ではなく、お客様の方が立場は上です。私たちチャトレがお客様の文化を理解して認めることは当然すべきですが、その一方でお客様に自分の文化が認められず「変だ」で終わっても不平不満は言わないようにしましょう。

 

人の数だけ常識がありますので、こうであるべきだ・こうすべきだ、という先入観にとらわれ過ぎないように柔軟な会話を心がけましょう!

 

規約違反を求められたら?

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規約違反なコトを求められ、出来ないと断ったら怒られた…ということは、特に新人さんに多いかなと思います。

 

特にそういうお客様は「新人ならうまくいくだろう」と思っているケースが多いので、予想と違ってうまくいかなかったという現実に怒りをぶつけてきます。

また、規約違反なコトを求めた際のチャトレの反応を楽しむ、という更に悪質なお客様も少しですがおられます。

 

怒ったお客様に対し、アナタまでイライラして怒った口調になってしまうとさぁ大変!

悪質なお客様を喜ばせてしまい、もう二度と来てほしくないのに何度もやってきては怒らせてくる…という悪循環になることもあります。

 

規約違反行為を求められた時は、ニッコリと余裕の笑みを浮かべつつ「規約違反になるのでできません」としっかりお断りするのが正解です。

 

二度と同じ用件で来てほしくないですから、笑みを崩さず動じず、きっちりお断りしましょう。そしてもし次回以降、普通の話題でいらっしゃった際は、アナタも何事もなかったかのように接してくださいね♪ 二度目からは良いお客様になって下さる方もいらっしゃいますので、お客様の様子を見て対応しましょう。

 


 

以上、チャトレのアンガーマネジメントについてでした。

 

アンガーマネジメントでは怒る際に「手を出さない」ということも言われがちですが、私たちチャトレは自宅からのオシゴトなので、手を出す・手を出されるということはあり得ません。そこは安心ですよね♪

 

同じコトで何度も揉めてしまうのは一番面倒で嫌な事。再発防止策を考えたりお客様を理解しようとすることで、お客様と私は仲良くしたい!歩み寄りたい!言い争いたくないの!という気持ちを示しましょう。お客様もアナタの真摯な態度を見れば、わざとではなかったんだ、と理解してくださいますよ☆

 

カテゴリ:お仕事豆知識 | 2023 6/9 13:06 | アクセス数:2682